2011年7月21日木曜日

大庭町デコレ 遮熱断熱その2 屋根

先日の続きですが、今度は遮熱断熱の屋根です。
既存はガリバリウム鋼板です。
そもそもガリバリウムもシルバーなのは、遮熱効果があるため
ですが、それでも鉄板が太陽光により熱せられて
表面温度は盛夏時には70度以上になります。
室内では、天井裏で50度近くになりますが
熱は高い方から低い方に発せられますので
屋根の素材そのものの温度が上がれば、
その熱が室内にいる人に伝わるのです。
まずは高圧洗浄し、汚れを落とします。
そしてボルト部分にサビ止め
その後屋根全体にサビ止めを塗ります。
屋根全体に白のサビ止めを塗るだけでも
実は遮熱効果があったりします。
とはいえ表面はまだ熱いですが。
そしていよいよ断熱塗料の塗布。
今回は関西ペイントCPエコベースを
刷毛塗りしています。
吹き付けという選択もありましたが、
厚みをつける目的で、刷毛で3回塗りしています。
2回・3回と塗り重ねます。
塗料に骨材のような、粉末があるため2回目・3回目と
塗り進めるにつれて厚みがつきます。
そして遮熱塗料中塗りです。
ここで劇的に表面温度が下がります。
遮熱プラス断熱をオススメするのは、
熱を遮断したうえに、断熱するので
熱伝導率は格段にさがるのです。
ここでは表面温度が70度から35度まで下がりました。
実際足場の部材との温度差はすごかったです。
そしてウレタントップで仕上げです。
完成です。
昨年の夏の施工ですがお客様にも大変喜んでいただきました。
もちろん塗装の目的には、美観や保守メンテナンスもあります。
遮熱した上に、長い期間美観を保てるのは
本当に素晴らしいです。
ぜひ大庭町デコレさんでお確かめくださいませ。

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