2008年2月1日金曜日

建築業界の行く末

http://mainichi.jp/select/biz/news/20080201k0000m020082000c.html

先日こんなニュースが流れてた。
そもそも日本の建築業者は多すぎる。

戦後の莫大な住宅需要は、国の持ち家政策に後押しされてきた。
経済発展を下支えする形で、誰もかれもが建築業界に流れ込んできた。
国は国民に「家を持つこと」をススメ、誰もが自分の家を持つことを
一生の目標にした・・・かもしれない。

しかしそんなに家はいらなかった。
当然業者もそんなにいらなかった。

もしIT革命がなかったら、たぶんだけど建設業者はもっとあったかも・・・
なかったかも・・・。

いずれにしても今在る社会が本来ある姿なのかもしれない。
あわせて公共工事の削減も、むしろ良いことだと個人的は思っている。

ただ気がかりなことは、松江くらいの規模の町ですら
建設業者の厳しい淘汰の波が押し寄せているのだから
島根県西部やそれに匹敵する地域では、もっと厳しい現状を突きつけられているのだろうな・・・。

だからいまこそ、一般の方々に建築と言うものを真剣に考えていただく機会を創っていくことが
自分の使命ではないかなと考えている・・・・今日この頃。

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