2008年1月17日木曜日

競合しない

ココ最近、営業も兼ねてなんですが
建築業界の関係者も含めて色々な人とお会いしております。

今日もある設計士の方と
お会いしておりました。

その方は約30年前から活躍され
この地域でもわりと有名住宅専門の設計士さんです。

営業のつもりでお伺いしたのですが
色々と勉強になる言葉を聞いたので
書き込んでみたいと思います。


特に印象深かったのはなぜ30年も前から
住宅の建築を中心に設計しておられたかの話です。


この方曰く
「競合するのがイヤだった。
競合すれば必ず、値段競争になりお客様にとっても
自分にとっても良い結果にはならないから。」
という話でした。
確かに30年前から10年前くらいまでは
建築業界は大型建築が多く収益も高く
技術さえあれば、誰もが儲かる時代でした。
その頃に敢えて差別化をはかり
住宅主体に営業した結果、今の成果になっているのは
納得できます。

まぁ、たまたま時代が変わり
建築業界も新築よりもリフォーム・メンテナンス
大型建築よりも住宅が中心になっていますが
時代背景とは関係なく独自の世界を確率したことは
本当に素晴らしいと思いました。

いや改めてお話する機会があってよかったなぁと。

そのほか参考になったのは
「設計で30年もやり続けることができた理由は
強いて言えば『絶対的に信頼してくれる支援者がいたこと』
自分はたまたまそうゆう存在の人が二人もいてくれた。
なんの損得もないのに、その二人が30人近くのお客様を紹介してくれた。」

「いくら能力・才能があったとしてもお客様に簡単に見えるものではない。
お客様が見てもらえるのは、『一生懸命取り組む姿』
君が本気かどうかだよ。」

「お金を持っているお客様は、決してお金では動かない。」

「お客様から紹介をいただいたならば、必死で取り組むしかない。」

などなどでした。

お願いしに行ったつもりが
あんまりにも勉強になったので感動しました。

今日もがんばります。

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